ダンボール箱で遺棄されていた乳飲み子6匹
昨年4月末に生後5日位の乳飲み子6匹ダンボール箱に入れられて遺棄
会社の敷地内の駐車場にダンボールが不自然に置いてあり、中をみると小さな乳飲み子6匹がそのまま入れてありました。
タオルも何もなくて子猫だけ。
まだ目もあいてない、へその緒がついてる小さな子猫。
保護した方は飼えないけどなんとか助けたいと、ピリカのスタッフ経由でやってきました。
ピリカには乳飲み子を育てられるスキルがあるのは代表の私だけ。
今まで産まれたてを4匹育てた経験があったので、仕事を辞めたこともあり昼夜問わずミルクをあげられる環境なのですぐに授乳開始しました。
見た感じとても綺麗だったので、もしかしたらお家で産まれたかもしれないなぁ~と。
入っていたダンボール箱が『ねこ元気』と書かれたフードの箱でした。
怪しい…
まず体重を測り特徴を書いて2時間おきの授乳開始。
とりあえず元気だから良かった。
子猫はすぐに体調を崩すのでダンボールにヒーター、毛布、湯たんぽ、カイロを入れてとにかく温めます。
体温調整ができないので本来なら母猫にくっついて始終ミルクを飲み排泄を促してもらいながら育つのです。
それを人間がやるのは至難の技
しかも6匹は未知の世界。
人間の生活を捨ててひたすらミルクを飲ませ続けました。
寝れない、食べれない、風呂に入れない、ごみ捨てにいけない。
スタッフが交代で手伝いに来てくれたので、その時にシャワーを浴びる、少し寝るという生活をしてました
みんな体重が130gを超えていたので母猫の初乳は飲んだんだろうと思います。
6匹を授乳して排泄させて寝かせると1時間近くかかります。
最初は哺乳瓶で飲めないのでシリンジで少しずつ飲ませます。
誤嚥しないように飲ませ方にコツがあります。
私が参考にしている本があります。
とても解りやすいのでおすすめです✨
まだまだ怒涛の授乳地獄は続きます…
明日は譲渡会。
春の子猫保護までには今いる子達を新しいお家につなげたいから、スタッフと共に頑張ろう